白ネコちゃんが車に!
今日のお昼過ぎ、会社の前を通る道路の真ん中に、軽自動車がハザードランプを点滅して止まっていました。
そして、中から近所の奥さん(Aさん)が降りてきました。
どうしたんだろうと、ちょっと前を見ると、なんと、真っ白な猫が頭から真っ赤な血を流して倒れていました。
奥さんに事情を聞くと、前を走っていた車がこの猫を撥ね、そのまま走り去っていってしまったそうです。
かわいそうに、ネコちゃん、道路の真ん中で頭をもたげながら苦しそうにもがいています。
でも、このまま放置しておけば、恐らく何台もの車にひかれてしまう恐れがあります。
そこで、段ボール箱にネコちゃんをいれ、道路の隅に避難させてやりました。
でも、そこからどうすればよいのか分からず、Aさんが獣医さんにどうしたものか電話で聞いたところ
「症状からして助かりそうにないので、うちでは手術処置はしません」とのこと。
この間も、ネコちゃん苦しそうにしています。
会社の人が、「そういえば、市のゴミ処理場で引き取りに来てくれるはずだよ」というので、
早速、近くの平和処理場に電話しましたが、
「まだ生きているんですが」というと、
「生きている猫は、こちらでは引き取れませんので、市の動物保護管理センター 453-6113に電話してください」との返事。
早速電話をすると、小一時間ほどして、市のマークを付けたライトバンが来てくれました。
市の職員とともに、獣医さんも来てくれ、ネコちゃんを診てくれましたが、
「あ~、これはかわいそうだけどダメですね。このままおいても、苦しいだけで、かえってかわいそうですので、こちらで苦しまないように処置をします」と診断。
かわいそうだけど、それが一番ベターな方法と、皆で納得しました。
今日のお昼の1時間は、小さな命に皆で関わった時間でした。
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